私たちが住む鮭川村は、とても雪深い所です。
同じ山形県でも市内の人には『あっじはゆぎ すんげーから』って言われます。
地元の人にも『冬のタイヤはチェーンなんて意味ないし、スタッドレスタイヤはいてても
滑る時はすべっから』と脅されてます。。。
私の住宅でも道路は除雪車が走ってくれますが、そこへ出る通路を除雪する必要があります。
同じ住宅の方にも『スコップとダンプがあれば十分』と。。。
ダンプ???
一瞬、車のダンプを思い浮かべましたが、そうではなくスノーダンプという物があります
私たち移住者には、地元の方々の発言がなによりも頼りです。
本格的な冬を迎える前に、どれだけ情報収集できるかが命の分かれ目になってきます。
特に吹雪の時は、ホワイトアウトといって運転中に目の前が吹雪で覆われ全く見えなく
なるそうです。
そんな時は路肩に寄せて、吹雪が多少でも治まるのをまつのが正解らしいです。
それら地元の方々の情報をもとに、妻と隣町の新庄市へ出発。
新庄市沿いの国道13号は、たくさん大型店舗があり何でもそこで事足りる感じです。
ホーマック(ホームセンター)、ニトリ、ダイソー、ワークマン、イエローハットを
はしごし、冬の必需品を求め歩きました。
移住前はホーマックやワークマン等は全く興味が無かったのですが、こちらに越してから
はその重要度合いがMAXに。
ホーマックで陳列する展示物に妻と一喜一憂したのは、自分たちが移住者だって事を
改めて実感させられました。
あと、ワークマンは防寒具をそろえるのにいきましたが、機能性はもちろんデザイン性も
優れ、しかも値段が驚くほど安く、夫婦でとりこになりました。
冬のスノータイヤはネットのほうが安く、ブリザックを購入し妻の愛車ムーブに装着
私の日産セレナには、親子で仲良くさせて頂いている地元のTさんから、新古品を格安で
譲って頂きました。
Tさんは役場の村づくり推進課のかたで、移住前に鮭川村の雪国体験ツアーで大変お世話
になりました。
その時の課長Nさんと課長補佐のTさんの振る舞いが、鮭川へ移住する後押しとなったの
は間違いありません。
※雪国体験ツアーの出来事は次回かきますね。
何度も言いたい、伝えたい事ですけど、本当にこちらの方々はとってもハートフルで気持ちがよく
毎日感動させられます。
例えば、ホーマックで購入したエアコンの取り付けにきたお兄さんも取り付け後に
『取り付け完了しました。いちおう掃除機はかけましたが、万が一ゴミが落ちていたらすみません』と
その一言に感動!
東京では『取り付け完了しました。動作確認お願いします。こちらにサインお願いします。』で終了
何が悪いわけでもないんですが、比べると素っ気ないきがする。
なんでこっちの人と東京の人はこんなにも違いがあるのか?
妻としょっちゅう話してます。
私『東京の人はいつも時間に追われて、そそくさとしてるからかな?』
妻『時間に追われっでのは、こっじの人も同じだべ』
私『東京で客商売してるひとは、常に定型文を読んでいるようだけど
こちらの人は一言、相手に対する気づかいが自然とでるよね!
この間、産直(産地直売所)へ行った時も言われたよね』
産直の店員『そっじよりもこっじの方が安くてものが良いから、こっじにしな!』
妻『んだ、んだ、言っとっだ、、本当にこっじのひとはマジでハートフルだべな!』
冬の準備から全く脱線しましたが、今日わたしが移住を考えている方に言いたいことは
雪国への移住はもちろん、地元の方々からの情報収集は必須で命に関わることだという事
そして山形県さらには鮭川村の人たちは、ハートフルであったかい人達ばかりだという事
を自慢して今日の日記を終えます。
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