村へ移住して2ヶ月がたち感じた事は、とってもイベントや行事が多いことです。
村も地区で編成されていて、私の地区では毎月の定例会が公民館(1階平屋で20畳程の古民家)で行われ近況報告を行います。
その場所で私たち家族の最初のイベント【歓迎会】へ行って頂きました。
その間ずっと、「この村に来て良かったぁ。。」と早くも思ってしまいました。
また、地区の消防団と消防署の防災訓練が行われ家族で参加しました。
照りつける厳しい残暑の日差しの中、団長の挨拶から始まり、放水訓練や救急蘇生を学びました。
村の景色と消防団の絵が、テレビでもドラマ化された【ハヤブサ消防団】を連想しました
その後、公民館で山形の季節行事【芋煮会】を行いました。
芋煮とは里芋とこんにゃく、牛肉、ねぎが入った醬油ベースの鍋で、
9月は気温がぐんと下がる為、寒さを迎える?季節行事でしたが、、、
今年は異常に暑い。。。
鍋の他におにぎりと地元農家さんが漬けた漬物を頂きました。
さらに、生ビール! そうなんです、この公民館はビールサーバーが設置してあります。
どうぞどうぞ、遠慮すんなって!たくさん美味しく頂きました。
他にも、子ども会の集い、庭月観音のお参りと灯篭流し、真室川の大花火大会と
さらに、【新庄まつり】
鮭川村の隣町、新庄市の祭りで地元では最も有名なお祭りです。
毎年8月の24日〜26日の三日間かけて行い、その間はなんと!!
学校も!会社も!!休み!!!
ユネスコ無形文化遺産・国重要無形民俗文化財になっているたくさんの雄大な山車が、新庄駅周辺を囃子の響きとともにはしります。
260余年も続く伝統行事なんですって。
これも移住して思った事ですが、こちらの方々は伝統や祭りを深く重んじていると感じました。
だから、村のちょっとした行事でも真面目に取り組む姿勢がみられるんだと腑に落ちました。
たった2ヶ月でたくさんの行事に参加しましたが、私の場合さらに参加しなくてはならない行事があります。。。
それは4人の子供たちの学校行事です。
その学校行事のなかで、私たち夫婦が目玉とびだすほど驚いた行事を紹介します。
それは、タイトルにもある
【 〜逃走中~ in サーモンリバー 】
90分間学校の校内で、ハンターに扮したお父さん達(黒スーツ黒ネクタイ、黒サングラス着用)から逃げながら数々のミッションをクリアーし担任の先生を救い出す。
シナリオ、タイムスケジュール、アナウンスも完璧で俄然盛り上がりました。
私もハンターとして参加しましたが、笑いが止まらず童心に帰って楽しみました。
廊下は走ってはいけないという常識を鮭小は打ち破ったのです。
確かに転んで怪我をする子供はいました。
しかし、転んで泣くよりハンターに捕まり悔しがってる子が目立ちました。
それはまさ子供たちがゲームを楽しんでいる証しなのではないでしょうか
その間お母さん達はカレーの準備、みんなで唐揚げ付きカレーを頂いてから校庭に集合
3時ころ開始したイベントもすっかり夕暮れ時に、6年生自ら作製したキャンドルを
2023の形に並べ記念写真、そして一人ひとり将来の夢を保護者の前で発表!
私の息子リュウ君(通称)は転校生なので、出席番号が最後の為トリを飾ることに。
「僕の夢は、小説家とかシナリオライターになりたーい!」
って普通の事言ったんですけど、6年生みんなで
「ヒュー ヒュー!!」 パチパチパチ(拍手)と1番盛り上げてくれました。
次に保護者へのサプライズ!!
生徒一人ひとりが自分の保護者の前へ、突然の感謝の手紙コーナー! 泣かせるなよ。
最後に花火大会、打ち上げもあってさらに盛り上がりました。
終了したのは夜8時、外はもう真っ暗!街灯などほとんど無い村だから、月明かりが綺麗
帰りに椎茸の原木ともみじの苗木を記念品(この日午前中に子供達だけ参加した村の行事での品)として頂きました。
全力で子供を楽しませるってこういう事ですよね。
帰りの車で妻と、何とも言えない余韻に浸って「この気持ち、このまましまっておけないよね!」ってなった事でブログを書くきっかけとなりました。
今回、移住を考えてる方へのメッセージとして
移住先には、必ずといっていいほど行事やイベントごとがあると思います。
地元の方とコミュニティを深めたり、その地域性を知る上でも極力参加すべきと思っていますが、私の村のように行事だらけだと仕事に支障をきたす場合があります。
だから、もしそういった場合には優先順位をつける必要があります。
重要なのは、範囲が狭ければ狭いほど優先度が高いと思って下さい。
具体的には私の場合、新道地区>鮭川村>新庄最上地区の順です。
そして、もう一つ重要なのは参加人数です。
優先度が高いほど家族全員で参加出来る様にした方が良いでしょう。家族全員で参加出来ないものもあると思いますが、地区の掃除当番などは全員で参加すると喜ばれると思います。
行事に縛られるって感覚にならず、純粋に行事を楽しみながらこなしていくって感じで過ごしたら楽しい移住ライフになるでしょう。
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