なぜ、長年住んでいた東京を離れ遠くの村へ移住したのか、その経緯とは、動機は何だったのか実際に移住して良かったのか、はたまた期待外れだったのか???
このブログでは、これから移住を考えてる人に向け、実際に移住した者だからわかる移住者としての情報発信を包み隠さず、嘘いつわりなくせきららにお伝えしていきます。
と、その前に親近感を持って頂くためにも私たち家族を簡単に紹介させて下さい。
私、ミノル(50)妻、アイ(40)長男(中二)次男(6年)三男(5年)長女ミランちゃん(小2)の六人家族です。
この記事を書く2ヶ月前に東京の墨田区、ちょうど東京スカイツリーのお膝元から山形県最上郡鮭川村、人口3800人ほどの村へ引っ越しました。
鮭川村は大自然に恵まれ常に野鳥やカエル、虫の鳴き声が聞こえるのどかな村です。
村には小学校と中学校が1校ずつ、コンビニは【高橋コンビニ】という個人でされているお店が1つあるだけです。
特に越してからいまだに驚くのは空が近い事です。
山形は長野、山梨県に次いで3番目に標高が高いので、空に浮かぶ雲や星々が壮大でまるで手に届くかのように見えます。当たり前ですが東京とは別世界で家族で感動してます。
移住を決意したのは夫婦間での話合いで決めました。
子ども達の夏休み期間を利用して引っ越しをしたのですが、旧友人と離れ離れになる子どもの気持ちを察すると今でも心苦しいものはあります。
ただ、そうならない様に1年前から移住の話は子供にしてきたのでだいぶ覚悟は出来ていた様です。
そして、この移住という経験が子供たちの将来にとってプラスに働くと夫婦で結論づけました。
なぜプラスかは【移住の動機】とともに、今後ブログに書きたいと思います。
鮭川村の小学校(略して鮭小)はお盆過ぎたら夏休みも終わり、新学期が始まります。
夏休みが短いぶん冬休みが長いそうです。
子供達は初登校日に向け緊張しまくりです。何度も自己紹介の練習をしていました。
新学期が始まる前に学校の先生と面談という事で、家族で行きました。。。すると、何と入口に子供たちの名前が書かれた歓迎のポスターが張り出してありました。(感動)
子供が今後使うロッカーには、一目でわかるようそれぞれの名前と目印のリボンがつけてあり、その気遣いについ(感涙)
家族一同校長室に通され、各担当の先生と校長先生との面談でしたが、面談というよりほぼ雑談!?
どの先生も温かくフレンドリーな方々でした。特に校長先生は偉ぶる姿は微塵もなく、目線を子供に合わせて話してくれました。
そんな校長先生は鮭小の全生徒の名前と顔がわかるだけでなく、性格も全て把握してるそうです。
生徒数が1学年20~30人前後で学年各1クラスずつしかありませんが、そこまで出来る校長!!
って私が住んでいた東京では見たことないです。
なかには良い先生もいましたが、結局事務的な先生が多く、校長含め保護者の顔色を伺ってる先生ばかりで何事も前に進まず中途半端な姿勢で私にはストレスでした。
その点鮭小は真逆、保護者と先生がタッグを組み、子供の思い出作りに真剣に取り組みます。
転校してからの最初の学校行事にビックリ仰天!!夫婦で共に顔を見合わせ口をあけ愕然とした6年生の学校行事。。それがあのテレビでも有名な。。。。。
【~逃走中~ inサーモンリバー】
学校の校内で繰り広げられる【~逃走中~ inサーモンリバー】これについても話が長くなるので改めて書きますね。
とにかく子供たちの為にという親と先生の熱い思いを感じました。
鮭川村は子供に手厚い村で、医療費無料はもちろん、学校給食も無料、毎日スクールバスで家の前まで送迎してくれます。これらは事前情報として把握してましたが、学校の先生方がこれほどまでに親切なのは驚きでした。
移住前に山形の県民性について調べたところ、【真面目・親切】というワードをよくみたのを思い出しました。
学校での件もそうですが、移住してから今日までの2か月間ですでにたくさんの【感動】を県内の方々から頂きました。今度それらもブログで紹介したいと思います。
今回、移住を考えてる方へのメッセージとして
移住者受け入れの用意がある自治体を探し、どんな行政サービスが受けられるのかはもちろん移住先の県民性をしっておく事も重要だと感じました。
また、お子さんのいる家庭はお子さんの心のケアにも、早期に注目するべきだと思います。
ただ、移住というのは大冒険です。まして私達家族のように縁もゆかりも無い土地へ移住するなど無謀に見えるかもしれません。
正直ハラハラドキドキではありますが同時にワクワクも存在します。
新たな出会い、未知の風景、世界。
そこで得られる知識、新発見、なによりも経験。
つまり、移住とはドラクエのような大冒険をすることだと,予め肝に銘じておく事が
肝心なのかもしれません。
次回 移住先の小学校行事【~逃走中~inサーモンリバー】に参加してみた
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