2023年は関東大震災からちょうど100年。
昨今、高確率で起きると言われている「南海トラフ巨大地震」
各地を震度7の激しい揺れや大津波が襲って日本の総人口の半数が被災するとも。。。
政府は「南海トラフ巨大地震」の発生率を、30年以内に70〜80%と予測
また、首都直下型巨大地震も30年以内に70%と予測しています。
さらに南海トラフ巨大地震と連動して
「富士山噴火」
という恐ろしい可能性も指摘されています。
おいおい、ちょっ待てよ!!
テーマとはかけ離れた、トンデモ論でなにが言いたい???
みなさんは、不思議に思いませんか?
政府が危険だと発表していても、そのエリア付近の人は平然と?暮らしてます。
私だったら、家族連れですぐに避難します。。。
ということで、日本の中で大地震などの自然災害が比較的少なそうな場所を探しました。
それが、山形県でした。
妻と移住先は山形県一択のみと決め、山形について調べていたら
山形県『鮭川村雪国体験ツアー』に出会いました。
東京から山形新幹線に乗り、終点の新庄まで3時間半。
大宮あたりから段々と都会の景色も薄れ、逆に緑の景色が広がっていく車窓の風景。
福島を通り過ぎてから終点までは、何メートルも降り積もった雪景色。
こんなに雪深い場所で本当に暮らせるのか?
景色を楽しむも、不安が顔に出るのをおさえていました。
私が不安だというのを妻や子供に悟られては、移住の言い出しっぺとして恥ずかしい。
私「す、すんげー雪だな!?」
子供達「すげー、すげー 」「でっかい雪だるま作ろう!」
「俺かまくらつくってみたい!」
スキー場にも行ったことない、初めての東北で本格的な雪を見て興奮する無邪気な子供達
そんな子供らをながめると、心のモヤも解消されつついつのまにか終点の新庄駅に到着。
「こんにちは〜 山形県へようこそ!」とお出迎えしてくれたのは
前回(雪国で初めての冬の準備)紹介した、村づくり推進課の課長補佐(当時、今は課長)のTさん。
Tさんに連れられマイクロバスに乗車、バスには私たちの家族以外おらず
ツアーは私たちひと家族のみの、完全貸切ツアーで開催されました。
道中バスは低速で慎重な走りでした。
除雪機で飛ばしたであろう雪山がいくつもあり、それを眺めているとTさんが
「昨日までずっと雪で吹雪いてたんですよ」
「今日は久しぶりの晴れで良かったです。」
といわれ、なんてタイミングでこれたんだ!
もし吹雪の時に来てしまっていたら、心をへし折られていたかも。。。
目的地到着前に村づくり推進課のN課長も同乗し、ご挨拶と御名刺を頂きました。
課長はとても気さくな人で、村の良いところはもちろん話してくれましたが
移住してからの心配事、特に仕事先についても親身になって考えてくれました。
「心配いらない」「面倒見るよ」と言われたかどうか定かでは無いが、そうとらえても
良いほど向き合う姿勢に心を惹かれてしまいました。
鮭川村へ到着し、最初にいったのが【鮭川村エコパーク】でした。
エコパークは村の自然保護を目的とした、巨大な自然公園です。
主にキャンプ場として利用されます。
冬はそんな自然公園も雪におおわれ、山の斜面を利用したソリなど
冬のアクティビティ体験に参加することに。
そこに併設された施設で、貸し出しの長靴に履き替えヘルメットを装着し
子供達が興奮気味に外へ出ると
すでに子連れで遊んでいるママさん達から
『こんにちは〜』『ようこそ鮭川村へ』
と、ごあいさつを頂いたのが物凄く印象的でした。
私たちが移住体験ツアーの者だと、知っての挨拶だと思いますが
私は、(東京から移住なんて、何考えてんだ!?)くらいに思われていると思っていました。
予想外の反応で驚いていると、いつのまにか我が子が村の子供達と一緒に仲良く遊んでます
望み通り巨大な雪だるまを大人とこども共同で造っていると、そこにN課長とTさんも
加わって完成。
大人の身長は優に超えるであろう巨大雪だるま。
さすがに重く頭を乗せる事ができず、胴体の横におき寝そべった雪だるまとして完成。
そして、その雪だるまと村民の方々子供たちと一緒に記念撮影。
ひざ下まで積もった雪のせいでそうとう体力がけずられ、息もハアハアと息苦しかったが
一緒に記念撮影を撮って頂いて、一体感と達成感で清々しい気持ちになりました。
90分もたっぷり用意された時間にも関わらず子供たちは、一向に帰るそぶりを見せず
そろそろ時間だと子供たちに告げ、私は早々施設に戻り休憩。
前面ガラス張りの施設からの眺望は、大自然そのもので
その大自然のパノラマが、都会から来た私たちを包み込むかのように自然の恩恵
ありがたさを伝えてきました。
本来、人が住む場所とはこういう自然豊かな所が良いんだと。
人間のエゴで造られた都市には、身勝手な者もしくは人と関わりたくない者が多い
そして多くの拝金主義者を生み出している。
そんな都会人との関わりに少し疲れていた私には
ここ鮭川村の大自然と課長やTさんふくめ、ハートフルな村民の方が心地よく、、、
いつまでも、いつまでも心地よかった事が
移住に対する一切の不安を消し去り
移住しよう!
いや、ここに住みたい!!
と決心しました。
以上、山形県、鮭川村の『雪国体験ツアー』に参加してみた(前編)でした
後編も楽しみに!!!
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