自然豊かで、こころ暖まるハートフルな村民が集う鮭川村。
そんな空間にうっとりしつつ次の目的地へ。。。
バスで10分ほど走ると、山や田んぼに囲まれる戸建の住宅街が見えてきました。
そう、ここは以前紹介した私達家族が住む事になった、移住者の為の定住者促進住宅です。
到着すると20代と思われる、スーツ姿でメガネの好青年がお出迎えしてくれました。
好青年「私がご案内いたします。」
家に入ると子供たちは、すぐ二階へ上がりロフト付きに大興奮。
私「キッチンがすごく広いですね!」と言うとすぐさま
好青年「はい、なんせオール電化ですから」 眼鏡がピカッッ!!
好青年的には決まった!!と思っていたとおもいますが、、、、
この時の私の思考。。。
(何!オール電化だって!! 冗談じゃない! 何のために移住してくるの!?
避難! 避難でしょ!! もし停電になったら凍死しちゃうよ!!
そんなこと無いって思ってるの!? 北海道であったじゃんブラックアウト!!
北海道全域が二日間も停電したんだよ。。。
そもそも日本の発電割合は、火力発電が8割をこえていて、そのエネルギーの石炭や
液化天然ガス(LNG)、石油 なんかは海外に依存してるんだよ!日本って国は!!
万一海外で紛争に巻き込まれたら、それらエネルギーが入ってこなくなるでしょ!!!
むかし、日本が太平洋戦争に巻き込まれたきっかけでしょ! ブツブツ
ABCD包囲網って歴史で勉強したよね!! ブツブツ
しかも、しかもだよ! ⅰH コンロだよ!! iHは最悪だって! マジ最悪!!!
iHが出す電磁波!こいつが大問題!!電磁波は人のDNA を傷つけ癌にさせることは
世界の常識!!! ブツブツ
だってあのWHOも2007年に「電磁波は人体に有害である」って公式に認めたんだよ!
にも関わらず厚労省は「電磁波は安全です」って嘘つけ!!!
ヨーロッパでは禁止だよ!! ブツブツ
日本だけだって、こんなに普及してるの!!! ブツブツ
だから先進国で唯一日本だけ癌患者の数が右肩上がりなんだって!!!
私はつい「オール電化か。。。オール電化ねぇ。。。。」と不満の声をあげてしまった。
私の意外な反応に、好青年の眼鏡の奥にまん丸の瞳が。。。
私の日記をこれまで読んで頂いてる方はご存じだと思いますが
今現在、そのオール電化の家で暮らしています。
理由はあとで述べますが、その電磁波対策としてコンロに電磁波対策のプロテクターを
装備してます。
よろしければこちらで購入できます⇒https://a.r10.to/h56gO5
TさんやN課長にも私たちは古民家に住みたいと伝えてあったので
これから空き家物件の見学に行くことになりました。
築100年以上も経つ古民家もあり、どの家も部屋数が多く
古くても家がしっかりと建てつけてある印象でした。
私が内覧させて頂いた物件では、家主さんが直接説明してくれました。
こちらの家も建て付けがよく、部屋も8部屋もあり、車庫、納屋 倉庫もありました。
家主さんが「ここにある箪笥も食器も椅子も机も全部あげますよ」って
「いらないならこちらで処分しますよ」っておっしゃってくれました。
親切だなと感じつつ内覧を続けると、2つ気になることがありました。
私が移住するにあたって絶対やりたいのが、薪ストーブを置くこと。
どうもこの家には薪ストーブを置ける場所が見当たらない。。。
もう一つは除雪機
私「あの除雪機を使ってどのくらい除雪するのですか?」
家主「家の前から公道にでるまでの道を全部やらないと車が駐車できないからね」
「すぐつもっから冬は大変だ」「んだ んだ」
除雪機も使ったことない自分が、地元の方が大変だという雪かきができるのか???
ただでさえ雪国の生活など全くしらない我が家にとっては
ダイハードで大ハードル
無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理
思考停止しまった私に「そろそろ次の目的地に行きますよ」と声をかけられバスへ乗車
車内で課長に「これから行く旅館の温泉はとろっとろの温泉で、全身すべすべになる
から湯船で顔まで洗うといいですよ」と
ということで、鮭川村羽沢温泉 紅葉館に到着
ここで、課長とTさんとはいったんお別れ
「今日一日お疲れさまでした」「明日の朝迎えにきますよ」
と、互いにあいさつをすませ
いざ紅葉館へ。。。
館内は老舗旅館という雰囲気で包まれ、フロントの男性も温かくお出迎えしてくれました。
部屋は私たち6人家族に2部屋用意して頂いて、広さもちょうどでした。
ただ、トイレがちゃんと閉まらなかったり、冷蔵庫が使えなかったりと多少の不便はかんじました。
さっそく風呂に行ってみると、10人も入れない狭い温泉ではあったものの
課長の言っていた、とろっとろの温泉でした。 当たりでした🎯
子供たちに「お前達、知ってるか?」「ただの風呂と温泉の大きな違いは何だと思う?」
。。。。「ヒントは温泉卵」
「そう温泉卵は中心から温まって出来る」 「人も温泉につかると内臓から温まる」
「その内臓から温める行為が入浴で一番の要」
「お湯を沸かした風呂は入る時熱いだろ?」「それは外側から温まってるから」
「同じ温度でも温泉は入りやすいでしょ?」
「でも風呂からでた時には汗が止まらないほど出るぞ」 「それが温泉だ!!」
とうんちくを披露
源泉かけ流しだけあって湯上りの汗もなかなか止まらない。
最高の気分で夕飯の時間です。
食事は20人は入るであろう宴会場の中心に、我が家の席が用意されました。
他の客はいなく貸切状態の部屋、色とりどりの料理が並び、家族みんなで目をハートに。
そこへ年齢は70過ぎと思われる、ふくよかな体型の女性の給仕さんが現れました。
その給仕さんの言葉がまた温かいこと。
「なにかあったら、そのボタンさ押しておばちゃん呼んでけろ」
「おばちゃん、すぐとんでくっから」
「ごはん足りてっか」「好き嫌いねーで、なんでも食べんのはエライなぁ」
子供たちにもたくさん気遣っていただきました。
それから、これでもかっ!いうくらいにどんどん出てくる料理
料理の感想を最初に言っておきます。
私はホテルや旅館には色々いきました。
たくさん行った中で食事ランキングは、ドゥルルルル(ドラム音)、、、、、、、、、、バシーン(シンバル音)
第1位✨<羽沢温泉 ホテル紅葉館>
堂々の第1位です。
理由は品数が多いから?
いいえ、品数は多くとも量がちょうどいい。
では食材が豪華とか?
いいえ、アワビとか伊勢海老やA5ランク〇〇牛のステーキなんかでません。
ではなぜ???
その答えは・・・・
一品一品が全て心のこもった料理だと、強く感じる料理を食べたのは初めて。
品数が多くも一品一品ていねいに料理され、どれも味のバランスが良くとても美味しく
味の奥に料理人の真面目さや誠実さがあって、夫婦ふたりで感動しました。(涙)
高級食材ぶら下げて客を集め、既製品を使って帳尻合わせをしている所とは違います。
そのような守銭奴銭ゲバ館とは対比している、こころのこもった御馳走と
温かいもてなしをしてくれる給仕のおばちゃんが、ここ紅葉館の温泉と相まって
私は100%リピートするだろうと実感しました。
ちなみに私は朝ごはんは食べない派でしたが、翌朝の朝食にお茶碗3杯も食べてしまいました。
朝、Tさんが迎えに来てくれて出発
二日目のスケジュールをこなしていきました。
昨日に続き空き家物件を回り見学をしたり、エコパークにピザつくり体験に行きました。
最後に鮭の子館という産地直送の品物がならぶお店で買い物をし、帰りの新幹線へ。
東京行き新幹線にのるため、JR新庄駅に到着。
二日間お世話になったTさんに感謝の気持ちとお別れの挨拶。。。
帰りの新幹線にて、妻と反省会
私「やっぱりしょっぱなから除雪機はきついね」
妻「だね、でも住宅は除雪機はいらないってスコップとかで良いらしいよ」
私「そっかぁ 電磁波対策はなんとかして 冬になれるまで住宅に住むか?」
妻「だね」 私「んだ」
私「それにしても、なんと表現したらいいのか。。。。。鮭ロス。そう鮭ロスだよ」
妻「鮭ロス!?」
私「そう、鮭ロス。。。鮭川ロス。」
妻「鮭川ロスかぁ、そうだよね。楽しかったのもあるけど、なんだか寂しいよね」
私「だよなぁ 課長やTさんにまた会いたいし、紅葉館にも行きたいよな」
私「終始一貫として言えるのは、課長やTさん含め村民の方々が温かい」
「そこに心をもっていかれたよ」
妻「ひとつ聞いただけで10教えてくれるし、徹底して寄り添ってくれるよね」
妻も同様に感じていて、東京に到着しいつもの東京の景色をながめると
今まで狐にでもつままれたような不思議な感覚になりました。
村には、人口の減少という大きな問題を抱えています。
そんな村のために我々夫婦は何ができるか。。。。
何かしたい。。。。 村のために。。。。。。
夫婦で共に思いが一つに
「よし、行こう! 鮭川村へ!!!」
移住の決意が固まった瞬間でした。
これで、鮭川村の『雪国体験ツアー』に参加してみた(後編)を終えます。
【移住を考えてる方へ】
この雪国体験ツアーの料金はいくらだと思います?
新幹線往復切符、バス移動の料金、朝夜の食事つき温泉宿、エコパークでの使用料
ピザつくり体験料等々、全て込みで一人15000円(税込)です。
東京から新庄駅まで新幹線だけで片道13800円します。
破格の値段です。
もし、こんなお得なツアーを見つけたら是非参加してください。
移住のきっかけがつかめるかも!
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